パーソントリップ調査とは

 パーソントリップ調査では、ある一日の行動を対象に、「どのような人が」「どのような目的で」「いつ」「どこからどこへ」「どのような交通手段で」移動したかなどを調査しています。

トリップパターン

パーソントリップ調査でわかること

 この調査によって、「高齢者がどのくらい外にでかけているのか」、「若者や子育て世代はどのような場所に集まっているのか」、その地域で「すべての移動に対してどのくらいの割合で自動車が利用されているのか」など、性年齢などの情報と、移動した場所・時間・交通手段などを関連づけて分析することで、様々なことがわかります。

パーソントリップ調査でわかること

パーソントリップ調査の活用

 パーソントリップ調査により把握した都市圏内の移動実態等を分析・整理し、都市交通の将来ビジョンづくりを行います。また、調査結果は、都市計画道路や公共交通計画、防災に関する計画など、対象地域の交通やまちづくりに関する検討に広く活用されます。

データの活用事例

調査の活用
スケジュール

西遠都市圏でのパーソントリップ調査

 西遠都市圏では、これまでに4回のパーソントリップ調査を行っており、調査対象地域も時勢に合わせて、拡大してきました。令和4年度に実施する調査は5回目となります。5回目では、西遠都市圏とのつながりの深さから東遠都市圏の掛川市・菊川市の2市を新たに加え、7市町を対象に実施しています。

圏域図

 第5回のパーソントリップ調査では、地域に適したビジョンづくりに向けて3種類の調査を行っています。また、携帯電話等から得られる位置情報に関するビッグデータを活用し、西遠都市圏外からの来訪者の行動を把握します。

もっと詳しく:各調査の概要

パーソントリップ(本体)調査 パーソントリップ(ターミナル)調査 パーソントリップ(企業)調査 ビッグデータを活用した分析